240日後に海外進出するススム~自社に合う進出支援パートナーに出会うまで~

バングラデシュへの進出支援

バングラデシュのイメージ写真

人口密度が非常に高く、年中温暖な熱帯地域にあるバングラデシュ。ここでは豊富な労働力で注目されているバングラデシュの経済、日系企業進出状況、海外進出をサポートするコンサル会社の情報をご紹介していきます。

目次
数字で見るバングラデシュ
バングラデシュの
ここが進出しやすい!

バングラデシュは、人口規模が1億6,790万人と大きく、経済成長が期待できる新興市場です。一人あたりの実質GDPや英語能力指数が低いとはいえ、賃金が$214と非常に安いことが魅力です。

チェックすべきポイント
  • 人口規模:各国の市場規模を測る指標の一つで、大きいほど事業成功時のインパクトが大きい
  • 一人あたりのGDP:各国の経済規模や豊かさを測る指標の一つで、高いほど事業成功時のインパクトが大きい
  • 賃金:現地人材の雇いやすさを測る指標の一つで、低いほどコストを抑えた雇用が可能
  • 治安:各国の進出リスクを測る指標の一つで、良好なほど不確定要素が少なく、失敗のリスクが低い
  • 英語能力:高い方が進出時の外国語学習のコストを抑えやすい
  • 海外進出日系企業拠点数:少ない方が競合数が少なく、競合優位性を発揮しやすい
人口規模アイコン
人口規模
8位/204カ国
16,790万人
一人当たりの実質GDPアイコン
一人当たりの実質GDP
140位/197カ国
6,633
一人当たりの賃金アイコン
一人当たりの賃金/月
10位/69カ国
214
治安アイコン
治安(世界平和度指数)
96位/163カ国
2.067
英語普及率アイコン
英語能力指数
66位/111カ国
493(低い)
日系企業アイコン
日系企業拠点数
171位/203カ国
254拠点

※【人口規模】2022年時点/参照元:United Nations "World Population Prospects 2022"[xlsx](https://population.un.org/wpp/Download/Standard/Population/

※【一人当たりの実質GDP】2022年4月時点/参照元:IMF "Economic Outlook database: April 2022"[xlsx](https://www.imf.org/en/Publications/WEO/weo-database/2022/April/weo-report

※【平均賃金(月収)】2021年時点/参照元:WorldData.info "Average income around the world"(https://www.worlddata.info/average-income.php

※【治安(世界平和度指数)】2022年時点/参照元:Global Peace Index(https://www.visionofhumanity.org/maps/#/

※【英語能力指数】2022年時点/評価は参照元の調査結果に基づく/参照元:EF EPI 「EF 英語能力指数 世界111か国・地域の英語能力ランキング」[PDF](https://www.ef.com/assetscdn/WIBIwq6RdJvcD9bc8RMd/cefcom-epi-site/reports/2022/ef-epi-2022-japanese.pdf

※【日系企業の拠点数】2021年10月1日時点/参照元:外務省「海外進出日系企業拠点数調査」[xlsx](https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page22_003410.html

海外進出先としての
バングラデシュの魅力とは?

世界第2位の輸出額を誇る縫製業

中国に続く、世界第2位の縫製品輸出国となっているバングラデシュ。国全体の輸出額の8割が縫製品となっており、バングラデシュの一大産業です。

縫製業は人の手が必要となるケースが多く、そういった面でも人件費の低いバングラデシュは魅力的。国内には、すでに6,000社ほどの縫製品輸出業者が進出しています。

※2019年5月時点 参照元:JETRO(https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/05/a32f12196547b3e1.html

製造業を中心に、
内販型企業も増加

バングラデシュに拠点を持つ日系企業は254社で、右肩上がりでその数が増加しているのが特徴。業種としては製造業がもっとも多く58社、卸売業やサービス業が続きます。

もともとは組立を主業とする輸出型企業が多く見られましたが、近年では一貫型の工場、電機関連・IT技術者の養成・飲食業といった内販型企業も増えてきています。

※参照元:『バングラデュを知るための60章』p148

※2021年10月1日時点 参照元:外務省「海外進出日系企業拠点数調査」[xlsx](https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page22_003410.html

温厚なイスラム教徒で
集団行動が得意

バングラデシュでは国民のほとんどがイスラム教徒であり、文化もイスラム教を基本に発展。イスラム教徒といっても気質が温厚であり、インドと異なりカースト制もないため、集団でのコミュニケーションを得意としています。

また、人口も約1億6,000万人と多く、人件費も低いため、豊富で安価な労働力が注目されているようです。

※参照元:サステナブルタイムズ(https://www.euglena.jp/times/archives/17274

バングラデシュへの海外進出
にはこんな会社がおすすめ

対等な関係性を築ける
企業におすすめ

日本はバングラデシュに対しODA(政府開発援助)を行っており、そういった背景もあって親日国として知られています。多くの日系企業が進出していますが、失敗する企業の多くは「上から目線で労働者を見る」という声があがっています。

日本以上に古い歴史を持つ、バングラデシュの誇りに敬意を示すことが成功のヒケツと言えるでしょう。

※参照元:『バングラデュを知るための60章』p.148

大手があまり進出していない
穴場に目を向けよう

すでに6,000社もの縫製品輸出業者があるバングラデシュ。この一大産業に割って入るアイデアを持つ企業はもちろん、高まっている内販に目を向けてみるのも一案かもしれないね。これからの海外進出で成功を納めるには、まだ大手の企業があまり進出していない国で、経済も活発な国を選ぶことが望ましい。

当サイトでは、世界の統計データを基に、 今が狙い目の穴場な進出国をピックアップ。世界を俯瞰的に見ることで、自社が本当に勝てる市場を見つける手助けになれば幸いだ。各国の情報や海外進出支援コンサル会社についても紹介しているので、あわせてチェックしよう。

ススムのイラスト

バングラデシュへの海外進出
を支援するコンサル会社

ここからは、バングラデシュへの海外進出を支援してくれるコンサルティング会社3社を紹介します。

「バングラデシュ 進出支援」でGoogle検索し、バングラデシュへの進出支援を行っている海外進出支援会社を検索結果上位順に3社掲載(2023年2月20日時点)。

JICAバングラデシュ事務所

開発途上のバングラデシュを
現地から支援

JICAバングラデシュ事務所の公式HP
引用元:JICAバングラデシュ事務所公式HP
https://www.jica.go.jp/bangladesh/bangland/index.html

JICAバングラデシュ事務所では、中所得国家を目指すバングラデシュの取り組みを支援。開発分野への技術協力、無償資金協力、有償資金協力(円借款)といったプロジェクトを展開しています。

東京コンサルティンググループ

海外子会社の設立から
税務・法務までサポート

東京コンサルティンググループの公式HP
引用元:東京コンサルティンググループ公式HP
https://www.kuno-cpa.co.jp/tcf/bangladesh/

バングラデシュにおける、会社設立の手配や登記申請手続きを代行。また、提携先や買収先のリサーチ、現地視察ツアーの手配、オフィスや工場用地の選定などを、現地のスタッフがサポートしています。

プリアディス・ジャパン

現地の日本人スタッフが
海外進出に対応

プリアディス・ジャパンの公式HP
引用元:プリアディス・ジャパン公式HP
http://www.pleiades-group.com/business/support/

日本バングラデシュの合弁会社で、数多くの進出支援事業をサポート。現地に日本人スタッフが在籍しており、法人設立・連絡事務所設立代行、事務所物件の選定、団体視察などの手配を行っています。