240日後に海外進出するススム~自社に合う進出支援パートナーに出会うまで~

オーストリアへの進出支援

オーストリアのイメージ写真

芸術の都ウィーンで知られるオーストリアは、日本企業の海外進出拠点としても注目されている国のひとつです。ここでは、オーストリアの経済や文化、海外進出のサポートを行っている会社の情報をご紹介します。

目次
数字で見るオーストリア
オーストリアの
ここが進出しやすい!

オーストリアは、一人あたりの実質GDPが$64,751と高く、現地人材の賃金が$4,397と高めですが、その分、現地でのビジネス展開による成功のインパクトが大きいでしょう。

また、治安も良好で、世界5位のランキングを誇っています。さらに、英語能力指数が非常に高く、進出時の外国語学習のコストを抑えることができます。

チェックすべきポイント
  • 人口規模:各国の市場規模を測る指標の一つで、大きいほど事業成功時のインパクトが大きい
  • 一人あたりのGDP:各国の経済規模や豊かさを測る指標の一つで、高いほど事業成功時のインパクトが大きい
  • 賃金:現地人材の雇いやすさを測る指標の一つで、低いほどコストを抑えた雇用が可能
  • 治安:各国の進出リスクを測る指標の一つで、良好なほど不確定要素が少なく、失敗のリスクが低い
  • 英語能力:高い方が進出時の外国語学習のコストを抑えやすい
  • 海外進出日系企業拠点数:少ない方が競合数が少なく、競合優位性を発揮しやすい
人口規模アイコン
人口規模
97位/204カ国
910万人
一人当たりの実質GDPアイコン
一人当たりの実質GDP
16位/197カ国
64,751
一人当たりの賃金アイコン
一人当たりの賃金/月
51位/67カ国
4,397
治安アイコン
治安(世界平和度指数)
5位/163カ国
1.300
英語普及率アイコン
英語能力指数
3位/106カ国
628(非常に高い)
日系企業アイコン
日系企業拠点数
158位/203カ国
113拠点

※【人口規模】2022年時点/参照元:United Nations "World Population Prospects 2022"[xlsx](https://population.un.org/wpp/Download/Standard/Population/

※【一人当たりの実質GDP】2022年4月時点/参照元:IMF "Economic Outlook database: April 2022"[xlsx](https://www.imf.org/en/Publications/WEO/weo-database/2022/April/weo-report

※【平均賃金(月収)】2021年時点/参照元:WorldData.info "Average income around the world"(https://www.worlddata.info/average-income.php

※【治安(世界平和度指数)】2022年時点/参照元:Global Peace Index(https://www.visionofhumanity.org/maps/#/

※【英語能力指数】2022年時点/評価は参照元の調査結果に基づく/参照元:EF EPI 「EF 英語能力指数 世界111か国・地域の英語能力ランキング」[PDF](https://www.ef.com/assetscdn/WIBIwq6RdJvcD9bc8RMd/cefcom-epi-site/reports/2022/ef-epi-2022-japanese.pdf

※【日系企業の拠点数】2021年10月1日時点/参照元:外務省「海外進出日系企業拠点数調査」[xlsx](https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page22_003410.html

海外進出先としての
オーストリアの魅力とは?

サービス産業部門の割合が高め

高度な技術力を誇るオーストリアはサービス産業が活発であり、主要産業は機械・金属加工・ガラス細工など。なかでも自動車の基幹となるエンジン・変速装置に関しては、製品の約9割を輸出しています。

また、国土の半分以上が山岳地帯で林業や畜産も盛ん。畜産では、牛肉・生乳・豚肉などの生産量が多くなっています。

※参照元:オーストリア政府観光局公式サイト(https://www.austria.info/jp/service-and-facts/about-austria/economy

製造業・卸売業を中心に
日系企業が進出

オーストリアに拠点を持つ日系企業の数は113で、そのうち現地法人化されていない本邦企業が100%出資しているのは35、支店は46。日本人が海外で興した企業数は(日本人の出資率10%以上)は20となっています。

業種としては、製造業と卸売業・小売業が33と、割合としては多くなっています。

※2021年10月1日時点 参照元:外務省「海外進出日系企業拠点数調査」[xlsx](https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page22_003410.html

教育に熱心で英語力も高い国

ドナウ川が流れ、芸術の都として知られるオーストリアは永世中立国としても知られる国。ジュネーブ・ニューヨークに次ぐ第3の国際都市として、首都ウィーンには多くの国際機関が設けられています。

教育に関しては、オーストリア国籍がある人は公立大学の学費が無料。英語の普及率も106ヶ国中3位と高く、言語的な参入の壁は低くなっています

※2022年時点 参照元:EF EPI 「EF 英語能力指数 世界111か国・地域の英語能力ランキング」[PDF](https://www.ef.com/assetscdn/WIBIwq6RdJvcD9bc8RMd/cefcom-epi-site/reports/2022/ef-epi-2022-japanese.pdf?_ga=2.123235979.18251147.1675908499-1902788247.1675908499&utm_source=google.com&utm_medium=organic

オーストリアへの海外進出
にはこんな会社がおすすめ

欧州進出の拠点を考えている
企業に魅力

ヨーロッパの中心に位置するオーストリアは、中東欧のハブとして機能している国。多様な企業が欧州拠点として工場や拠点を設けており、自動車・機械・建設・電子産業といった多様な産業が発達しています。交通や通信インフラも発達していることから、製造業はもちろん観光業などでの海外進出を考えている企業にもおすすめです。

オーストリアは
中東欧のハブ機能が期待できる国

スイス・ドイツ・チェコといった国々と隣接しており、産業の発達もめまぐるしいオーストリア。国民全体の英語力も高く、海外に拠点を設けたいと考えている企業におすすめの国のひとつと言えるね。

海外進出ではアメリカなどの大国を検討するケースが多いが、それらの地域はすでに日本企業間の競争が激しくなっている可能性が高め。

日本企業にとってグリーンフィールドである、魅力的な地域を探すことも検討した方がいい。当サイトでは、世界の統計データを基に、 今が狙い目の穴場な海外進出国をピックアップ。世界を俯瞰的に見ることで、自社が本当に勝てる市場を見つける手助けになれば幸いだ。各国の情報や進出支援コンサル会社についても紹介しているので、あわせてチェックしよう。

ススムのイラスト

オーストリアへの海外進出を支援するコンサル会社

ここからは、オーストリアへの海外進出を支援してくれるコンサルティング会社3社を紹介します。

「オーストリア 進出支援」でGoogle検索し、オーストリアへの進出支援を行っているコンサル支援会社(2023年2月20日時点)。

ADVANTAGE AUSTRIA -
オーストリア大使館商務部

オーストリアでの市場参入を支援

ADVANTAGE AUSTRIA - オーストリア大使館商務部の公式HP
引用元:ADVANTAGE AUSTRIA - オーストリア大使館商務部公式HP
https://www.advantageaustria.org/jp/Startseite.ja.html

オーストリア連邦産業院の貿易促進機関で、約800名のスタッフが海外進出の課題解決・支援サービスを提供。市場への参入やサポート、投資アドバイス、ビジネスパートナー探しといった案件についても相談に応じています。

KPMG

現地への駐在経験を持つ
スタッフが担当

KPMGの公式HP
引用元:KPMG公式HP
https://kpmg.com/jp/ja/home.html

KPMGでは、ヨーロッパ・中東・中国・東アジアなど、日本企業が注目する国にカントリーデスクを設置。その地域に駐在経験を持つスタッフが担当し、海外での事業展開や会計監査といった幅広いサービスを提供しています。

RSM汐留パートナーズ

海外進出前後の業務に
トータルで対応

RSM汐留パートナーズの公式HP
引用元:RSM汐留パートナーズ公式HP
https://shiodome.co.jp/

オーストリアでの税制ポイントを踏まえた、法定監査業務・ビザ決裁・会計決裁・納税関連業務などをトータルで提供。事業進出のためのスキーム検討などにも対応しているため、進出前から進出後まで、さまざまな業務を依頼できます。