240日後に海外進出するススム~自社に合う進出支援パートナーに出会うまで~

ポーランドへの進出支援

ポーランドのイメージ写真

海外進出をしたいと考える日本企業にとって、魅力あるパートナーとして注目を集めているポーランド。ここでは、そんなポーランドの経済・日系企業の進出状況・文化、海外進出を支援しているサポート会社の情報をご紹介します。

目次
数字で見るポーランド
ポーランドの
ここが進出しやすい!

ポーランドは、安い賃金でバイリンガル人材を雇える国で、ヨーロッパの中でも進出のハードルが低い国だと言えます。ポーランドの賃金は日本の3分の1程度。英語普及率は非常に高く、進出のために新たな外国語を学習するコストを抑えることが可能です。

チェックすべきポイント
  • 人口規模:各国の市場規模を測る指標の一つで、大きいほど事業成功時のインパクトが大きい
  • 一人あたりのGDP:各国の経済規模や豊かさを測る指標の一つで、高いほど事業成功時のインパクトが大きい
  • 賃金:現地人材の雇いやすさを測る指標の一つで、低いほどコストを抑えた雇用が可能
  • 治安:各国の進出リスクを測る指標の一つで、良好なほど不確定要素が少なく、失敗のリスクが低い
  • 英語能力指数:高い方が進出時の外国語学習のコストを抑えやすい
  • 海外進出日系企業拠点数:少ない方が競合数が少なく、競合優位性を発揮しやすい
人口規模アイコン
人口規模
40位/204カ国
3,770万人
一人当たりの実質GDPアイコン
一人当たりの実質GDP
44位/197カ国
41,684
一人当たりの賃金アイコン
一人当たりの賃金/月
31位/67カ国
1,404
治安アイコン
治安(世界平和度指数)
25位/163カ国
1.552
英語普及率アイコン
英語能力指数
13位/106カ国
600(非常に高い)
日系企業アイコン
日系企業拠点数
176位/203カ国
358拠点

※【人口規模】2022年時点/参照元:United Nations "World Population Prospects 2022"[xlsx](https://population.un.org/wpp/Download/Standard/Population/

※【一人当たりの実質GDP】2022年4月時点/参照元:IMF "Economic Outlook database: April 2022"[xlsx](https://www.imf.org/en/Publications/WEO/weo-database/2022/April/weo-report

※【平均賃金(月収)】2021年時点/参照元:WorldData.info "Average income around the world"(https://www.worlddata.info/average-income.php

※【治安(世界平和度指数)】2022年時点/参照元:Global Peace Index(https://www.visionofhumanity.org/maps/#/

※【英語能力指数】2022年時点/評価は参照元の調査結果に基づく/参照元:EF EPI 「EF 英語能力指数 世界111か国・地域の英語能力ランキング」[PDF](https://www.ef.com/assetscdn/WIBIwq6RdJvcD9bc8RMd/cefcom-epi-site/reports/2022/ef-epi-2022-japanese.pdf

※【日系企業の拠点数】2021年10月1日時点/参照元:外務省「海外進出日系企業拠点数調査」[xlsx](https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page22_003410.html

ポーランドの特徴

日系企業の進出で経済が発展

人口約4,000 万人のポーランドに進出・事業展開している日系企業はおよそ350社。東ヨーロッパ・中東・アフリカ地域でロシア・UEAに次いで第3位の数となっており、4万人ほどの雇用を創出しています。

これは、ポーランドがドイツに隣接しており、西ヨーロッパへの輸出拠点として利用しやすいというのが理由のひとつとなっているようです。

※参照元:MUFG公式HP [PDF](https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2019/09/report_190905.pdf

周辺諸国への
良好なアクセスが魅力

社会主義経済から市場経済へ移行して、30年以上が経過しているポーランド。2019年の時点で、EU平均を上回る経済成長率を保っています。なかでも、リーマンショックが起きた翌年(2009年)は、EU域内でただひとつマイナス成長を回避した国でもあります。

また、イギリスや欧州大陸側のEU加盟国への良好なアクセスも、ポーランド経済の強みと言えるでしょう。

※参照元:MUFG公式HP [PDF](https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2019/09/report_190905.pdf

豊富な高度人材と、低い人件費

ポーランド国民の大学・短大進学率は70%を超えており、これは国連加盟国の中でも屈指の進学率。その一方で、ポーランドの平均月収は日本円で約14万円(製造業の例)となっています。

地域によって多少の差はありますが、英語での意思疎通がほとんど問題なく行える人材の比率が高く、人件費も比較的低め。これは、海外進出を試みる日系企業にとって大きな利点と言えるでしょう。

※参照元:EY新日本有限責任監査法人公式HP(https://www.ey.com/ja_jp/japan-business-services/info-sensor-2021-12-07-jbs

ポーランドの進出には
こんな会社がおすすめ

高い技術力を活かせる
自動車関連企業は注目!

ポーランドは多数の自動車部品メーカーの進出により、技術力が向上。自動車関連生産技術が集まるEU域内でも、屈指の拠点となっています。そのため、自動車産業を中心とする製造業・外資系企業は注目してみると良いでしょう。また、ビジネスやサービス関連の外資系企業の進出にも注目が集まっているため、検討してみる価値がありそうです。

日系企業の進出が少なく穴場な地域

海外への進出を考えた際、一般的に検討されるのは中国・韓国といったアジアやアメリカ。しかし、それらの地域は人気が高く、すでに日系の大手企業が体制を確立している可能性が高い。こちらから海外進出をするなら、まだ日系企業の進出が少ない地域で、経済発展が期待できるところを選ぶことが重要だ。

当サイトでは、世界の統計データを基に、 今が狙い目の穴場な進出国をピックアップ。世界を俯瞰的に見ることで、自社が本当に勝てる市場を見つける手助けになれば幸いだ。各国の情報や海外進出支援コンサル会社についても紹介しているので、あわせてチェックしよう。

ススムのイラスト

ポーランドの進出を
支援するコンサル会社

ここからは、ポーランドへの海外進出を支援してくれるコンサルティング会社3社を紹介します。

「ポーランド 進出支援」でGoogle検索し、ポーランドへの進出支援を行っているコンサル支援会社上位3社(2023年2月20日時点)。

WFS(ワイズ・ファイナンス・ソリューションズ)

中欧・東欧の支援に特化したサポート

WFSの公式HP
引用元:WFS公式HP
https://wfsap.co.jp/

WFSは、中東欧地域における外国企業の直接投資、市場開拓をサポートしてきた企業。中東欧に特化した専門性と高い企業サポート力を誇り、海外展開コンサルティング・公的助成活用サポート・労法務対応・人材紹介といった支援を提供しています。日本国内に日本人スタッフがおり、さまざまなサポートを受けられるもの強みです。

各国政府系機関とも連携が深い

WFSの中東欧のイメージ画像

WFSの創始者はルーマニアの有名貴族の家系であり、各国政府との連携が深いのが強み。国の大臣・省庁のトップとも直接話ができるため、進出を考えている国の市長などにも直接つなぐことが可能です。また、スタートアップ企業の成長支援に寄与するため、その技術を日欧米系を中心とした顧客に紹介、事業につなげるといった取り組みにも注力しています。

ICHIGO

現地の生産・製造業者との
関係構築を支援

ICHIGOの公式HP
引用元:ICHIGO公式HP
https://www.ichigo.pl/jp/b2b-jp

日本とポーランド間の貿易代理店として、日本への輸出販売をメインに取り扱っている会社。ポーランドの生産・製造業者から商品を購入して販売するのではなく、その関係性・取引の仕組みづくりを支援しているのが特徴です。

グローバルメディア

ポーランドへの進出、
貿易や投資をサポート

グローバルメディアの公式HP
引用元:グローバルメディア公式HP
https://poland-japan.net/

グローバルメディアはポーランドへの進出をはじめ、貿易・投資などを含めた総合的な支援サービスを提供。現地のパートナー企業やポーランド政府・関係機関とのネットワークを活かし、さまざまな要望に応えています。