240日後に海外進出するススム~自社に合う進出支援パートナーに出会うまで~

フィンランドへの進出支援

フィンランドのイメージ写真

ヨーロッパの北東部に位置するフィンランドは、豊富な森林資源と豊かな水に囲まれた国。そんな美しい国フィンランドへの海外進出を目指す企業に向けて、経済状況や文化などの情報をご紹介します。

目次
数字で見るフィンランド
フィンランドの
ここが進出しやすい!

フィンランドは、高い実質GDPと英語能力指数を持つ国です。特に、実質GDPが高いことから、フィンランドでのビジネス展開は成功時のリターンが大きくなります。また、治安が良く、現地人材の質が高いため、リスクの少ないビジネス展開が可能です。このようなメリットがあるため、日本企業にとってフィンランドは魅力的な進出先と言えます。

チェックすべきポイント
  • 人口規模:各国の市場規模を測る指標の一つで、大きいほど事業成功時のインパクトが大きい
  • 一人あたりのGDP:各国の経済規模や豊かさを測る指標の一つで、高いほど事業成功時のインパクトが大きい
  • 賃金:現地人材の雇いやすさを測る指標の一つで、低いほどコストを抑えた雇用が可能
  • 治安:各国の進出リスクを測る指標の一つで、良好なほど不確定要素が少なく、失敗のリスクが低い
  • 英語能力:高い方が進出時の外国語学習のコストを抑えやすい
  • 海外進出日系企業拠点数:少ない方が競合数が少なく、競合優位性を発揮しやすい
人口規模アイコン
人口規模
116位/204カ国
560万人
一人当たりの実質GDPアイコン
一人当たりの実質GDP
23位/197カ国
58,009
一人当たりの賃金アイコン
一人当たりの賃金/月
52位/69カ国
4,459
治安アイコン
治安(世界平和度指数)
14位/163カ国
1.439
英語普及率アイコン
英語能力指数
8位/111カ国
615(非常に高い)
日系企業アイコン
日系企業拠点数
164位/203カ国
158拠点

※【人口規模】2022年時点/参照元:United Nations "World Population Prospects 2022"[xlsx](https://population.un.org/wpp/Download/Standard/Population/

※【一人当たりの実質GDP】2022年4月時点/参照元:IMF "Economic Outlook database: April 2022"[xlsx](https://www.imf.org/en/Publications/WEO/weo-database/2022/April/weo-report

※【平均賃金(月収)】2021年時点/参照元:WorldData.info "Average income around the world"(https://www.worlddata.info/average-income.php

※【治安(世界平和度指数)】2022年時点/参照元:Global Peace Index(https://www.visionofhumanity.org/maps/#/

※【英語能力指数】2022年時点/評価は参照元の調査結果に基づく/参照元:EF EPI 「EF 英語能力指数 世界111か国・地域の英語能力ランキング」[PDF](https://www.ef.com/assetscdn/WIBIwq6RdJvcD9bc8RMd/cefcom-epi-site/reports/2022/ef-epi-2022-japanese.pdf

※【日系企業の拠点数】2021年10月1日時点/参照元:外務省「海外進出日系企業拠点数調査」[xlsx](https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page22_003410.html

海外進出先としての
フィンランドの魅力とは?

森林産業を基幹にIT産業も発達

国土の約70%を占める豊かな森林資源に恵まれたフィンランドでは、伝統的に森林産業が活発。輸出の約20%を占めている、基幹産業となっています。

1970年代の後半には石油ショックやそれに伴った失業率の上昇が見られましたが、1980年代の前半にはIT産業も発達。1983年にはフィンランド技術庁(TEKES)を設立するなど、IT大国と呼べるまでに成長しています。

※参照元:フィンランド経済の概要 [PDF](https://www.fi.emb-japan.go.jp/files/100441210.pdf

高い技術力を狙いに
日系企業が進出

フィンランドに進出している日系企業の数は、162社(2020年時点)と増加傾向です。日本企業への聞き取り調査によると、高い技術力および技術者レベル、研究開発環境がフィンランド進出における狙いのひとつ

また、ロシアやヨーロッパ市場への販路、北欧デザインと呼ばれる優れた工業デザインも注目されているようです。

※参照元:フィンランド経済の概要 [PDF](https://www.fi.emb-japan.go.jp/files/100441210.pdf

若い国民のほとんどが
英語を話せる

フィンランドは教育システムが充実しており、30歳以下の国民であれば90%以上が英語を話すことができます。

また、初等教育から大学院まですべてが無料となっており、労働人口のおよそ1/3が学位以上の資格を所持しているのも特徴です。エンジニアや科学者の数も世界的に見て多く、優秀な人材が揃っていると言えるでしょう。

※参照元:テクノロジー大国フィンランド [PDF](https://www.businessfinland.fi/4a3a15/globalassets/julkaisut/invest-in-finland/finland_factbook-2020-japanese-final.pdf

フィンランドへの海外進出
にはこんな会社がおすすめ

優秀な技術者を
求めている企業におすすめ

エンジニア・科学者といったプロフェッショナルが多いフィンランドは、高度なテクノロジー知識や技術を持つ人材を求めている企業にピッタリと言えます。

また、日本でも人気の高い北欧デザインを商品やサービスに活かしたいといった企業も、フィンランドへの進出を検討してみるべきでしょう。

海外進出の前に、
徹底した情報収集をしよう

森林産業をはじめ、IT関連企業も多く進出しているフィンランド。北欧ならではのデザイン性の高さも、注目すべきポイントかもしれないね。これから海外へ進出しようと考えている企業は、すでに大手企業の競争が激しいアメリカなどの大国よりも、まだ日系企業の進出が少ない地域を選ぶべきだ。

当サイトでは、世界の統計データを基に、 今が狙い目の穴場な進出国をピックアップ。世界を俯瞰的に見ることで、自社が本当に勝てる市場を見つける手助けになれば幸いだ。各国の情報や進出支援コンサル会社についても紹介しているので、あわせてチェックしよう。

ススムのイラスト

フィンランドへの海外進出を
支援するコンサル会社

ここからは、フィンランドへの海外進出を支援してくれるコンサルティング会社3社を紹介します。

「フィンランド 進出支援」でGoogle検索し、フィンランドへの進出支援を行っている海外進出支援会社を検索結果上位順に3社掲載(2023年2月20日時点)。

グローバル ブレイン スクエア

海外進出を専門とする
コンサルタントが支援

グローバル ブレイン スクエアの公式HP
引用元:グローバル ブレイン スクエア公式HP
https://gbm.jp/

海外展開や進出にまつわる、さまざま局面でのサポートを経験豊富なコンサルタントが担当。海外の人材を活用したい企業に向けて、現地パートナーが直接支援を行うマッチングサービスも提供しています。

日本グローバルサポート

海外ネットワークを活用した
事業展開に強み

日本グローバルサポートの公式HP
引用元:日本グローバルサポート公式HP
https://www.japanglobalsupport.com/

世界中に広がるネットワークを活用し、海外市場調査・コンサルティング・貿易実務にまつわる支援を提供。海外における代理店・販売店開拓の候補企業のリストアップ、商談アレンジなどにも応じています。

Ciriot

グローバルデザインによる
海外進出を実行

Ciriotの公式HP
引用元:Ciriot公式HP
https://ciriot.com/jp/

フィンランドをはじめとするEU諸国との連携を図りつつ、日本企業の欧州への進出をワンチームでサポート。クライアントの事業をグローバルデザインし、社会的・経済的な価値を見出すことに力を入れています。