イギリスへの進出支援

数多くの日系企業が進出しており、日本とのつながりも深いイギリス。ここでは、そんなイギリスの経済や文化、海外進出を考えている企業のサポートを行っている会社の情報をご紹介しています。
ここが進出しやすい!
イギリスは、人口規模が6850万人と比較的大きく、多様なビジネスが展開できます。一人あたりの実質GDPが28位と高く、成功した時のインパクトが大きい点も魅力です。さらに、英語が母国語であるため、ビジネスでのコミュニケーションがスムーズに行えます。
- 人口規模:各国の市場規模を測る指標の一つで、大きいほど事業成功時のインパクトが大きい。
- 一人あたりのGDP:各国の経済規模や豊かさを測る指標の一つで、高いほど事業成功時のインパクトが大きい。
- 賃金:現地人材の雇いやすさを測る指標の一つで、低いほどコストを抑えた雇用が可能。
- 治安:各国の進出リスクを測る指標の一つで、良好なほど不確定要素が少なく、失敗のリスクが低い。
- 英語能力:高い方が進出時の外国語学習のコストを抑えやすい。
- 海外進出日系企業拠点数:少ない方が競合数が少なく、競合優位性を発揮しやすい。






※【人口規模】2022年時点/参照元:United Nations "World Population Prospects 2022"[xlsx](https://population.un.org/wpp/Download/Standard/Population/)
※【一人当たりの実質GDP】2022年4月時点/参照元:IMF "Economic Outlook database: April 2022"[xlsx](https://www.imf.org/en/Publications/WEO/weo-database/2022/April/weo-report)
※【平均賃金(月収)】2021年時点/参照元:WorldData.info "Average income around the world"(https://www.worlddata.info/average-income.php)
※【治安(世界平和度指数)】2022年時点/参照元:Global Peace Index(https://www.visionofhumanity.org/maps/#/)
※【英語能力指数】2022年時点/評価は参照元の調査結果に基づく/参照元:EF EPI 「EF 英語能力指数 世界111か国・地域の英語能力ランキング」[PDF](https://www.ef.com/assetscdn/WIBIwq6RdJvcD9bc8RMd/cefcom-epi-site/reports/2022/ef-epi-2022-japanese.pdf)
※【日系企業の拠点数】2021年10月1日時点/参照元:外務省「海外進出日系企業拠点数調査」[xlsx](https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page22_003410.html)
海外進出先としての
イギリスの魅力とは?
製造業の付加価値は
増加傾向にある
イギリスにおける製造業はGDPに対する割合が減少傾向にありますが、生み出す価値自体は増加傾向にあります。ただ、EUからの離脱によって関税・通関・物流といった問題が浮上し、日系の製造業企業の多くが撤退もしくはサプライチェーンの見直しを行っているのが現状。
しかし、市場規模の大きさを鑑みれば、進出先のひとつとして考慮すべき国であることは変わりないでしょう。
製造業を中心に
数多くの日系企業が進出
外務省による「海外進出日系企業拠点数調査」を見ると、イギリスに拠点を持つ日系企業は960社。これは、欧州最多であるドイツに次ぐ数となっています。もっとも多く進出しているのが製造業で、その数は336社。
さらに、卸売業・小売業、金融業・保険業、情報通信業、運輸業・郵便業、サービス業といった業種がイギリス進出を果たしています。
※2021年10月1日時点 参照元:外務省「海外進出日系企業拠点数調査」[xlsx](https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page22_003410.html)
多様性を重んじる
優秀な人材が多い国
古くは大航海時代から、グローバル展開を行ってきたイギリス。なかでも首都ロンドンには欧州をはじめ世界中から優秀な人材が集まってきており、グローバルなコミュニティが形成されています。
外国人との仕事や、国外で仕事をすることにも積極的な人材が多く、優秀な従業員を採用しやすい国のひとつと言えるでしょう。
イギリスへの海外進出には
こんな会社がおすすめ
製造業以外の分野で
進出したい企業に
製造業では国内産業はもちろん、日系をはじめとする世界的な企業がイギリスには集まっています。EU離脱にまつわるさまざまな課題は看過できるものではありませんが、それでも付加価値を生み出すイギリスの製造業には今後も注目していくべきでしょう。
また、すでに多くの企業が進出している製造業以外に目を向けてみることも重要です。
大手の競争が激しくない地域も
チェックしよう
日系企業では製造業の進出が圧倒的に多いイギリスだけど、教育・宿泊・飲食サービス業といった分野はまだまだ数が少ないようだ。イギリスへの進出を目指すなら、そういった穴場の業種を狙うべきかもしれないね。また、海外進出を検討するなら業種のほかに、日系の大手企業があまり進出していない地域を選ぶことも重要だ。
当サイトでは、世界の統計データを基に、 今が狙い目の穴場な進出国をピックアップ。世界を俯瞰的に見ることで、自社が本当に勝てる市場を見つける手助けになれば幸いだ。各国の情報や海外進出支援コンサル会社についても紹介しているので、あわせてチェックしよう。

イギリスへの海外進出を
支援するコンサル会社
ここからは、イギリスへの海外進出を支援してくれるコンサルティング会社3社を紹介します。
「イギリス 進出支援」でGoogle検索し、その国を専門に扱うコンサル支援会社上位3社(2023年2月20日時点)。
PwC
日系企業のイギリス進出を
バックアップ

https://www.pwc.com/jp/ja
ロンドンに拠点を構えるPwC UKは、世界のメンバーファームとの連携でイギリスにおける日系企業の進出をサポート。ディールアドバイザリー・コンサルティング・税務・法務サービスに至るまで、ワンストップで提供しています。
デロイト UK
日系企業サービスグループ
英国における
日系企業の成長を支援

https://www2.deloitte.com/jp/ja.html
海外への進出を目指す日系企業が抱えがちな課題・ニーズを把握しつつ、会計・税務・ファイナンシャルアドバイザリーといったサービスを提供。イギリスだけでなく、ヨーロッパにおける日系企業の成長をサポートしています。
Recruit Europe
大手流通とのつながりによる
販路拡大に強み

http://www.recruit-europe.eu/jp/index/consulting
EU市場への進出を考えている日系企業に向けた、ビジネス戦略立案、欧州本社機能の構築支援を提供。ディストリビューターや流通大手チェーン店とのつながりがあり、欧州全体への販路拡大が期待できます。