240日後に海外進出するススム~自社に合う進出支援パートナーに出会うまで~

ポルトガルへの進出支援

ポルトガルのイメージ写真

南蛮貿易など、古くから日本との関りが深いポルトガル。ここでは、そんなポルトガルの経済や日本企業進出の状況、海外進出を支援するサポート会社の情報をまとめてご紹介しています。

目次
数字で見るポルトガル
ポルトガルの
ここが進出しやすい!

ポルトガルは、人口規模は1,010万人と多くはありませんが、GDPや治安、英語能力指数の全てで高いランキングを誇ります。

特に治安は世界6位という優れた数字を持ち、進出のリスクを最小限に抑えることができます。
また、英語能力も非常に高いため、現地でのビジネス展開をスムーズに進むことが期待できます。

チェックすべきポイント
  • 人口規模:各国の市場規模を測る指標の一つで、大きいほど事業成功時のインパクトが大きい
  • 一人あたりのGDP:各国の経済規模や豊かさを測る指標の一つで、高いほど事業成功時のインパクトが大きい
  • 賃金:現地人材の雇いやすさを測る指標の一つで、低いほどコストを抑えた雇用が可能
  • 治安:各国の進出リスクを測る指標の一つで、良好なほど不確定要素が少なく、失敗のリスクが低い
  • 英語能力指数:高い方が進出時の外国語学習のコストを抑えやすい
  • 海外進出日系企業拠点数:少ない方が競合数が少なく、競合優位性を発揮しやすい
人口規模アイコン
人口規模
31位/204カ国
1,010万人
一人当たりの実質GDPアイコン
一人当たりの実質GDP
46位/197カ国
40,805
一人当たりの賃金アイコン
一人当たりの賃金/月
36位/67カ国
1,991
治安アイコン
治安(世界平和度指数)
6位/163カ国
1.301
英語普及率アイコン
英語能力指数
9位/106カ国
614(非常に高い)
日系企業アイコン
日系企業拠点数
152位/203カ国
102拠点

※【人口規模】2022年時点/参照元:United Nations "World Population Prospects 2022"[xlsx](https://population.un.org/wpp/Download/Standard/Population/

※【一人当たりの実質GDP】2022年4月時点/参照元:IMF "Economic Outlook database: April 2022"[xlsx](https://www.imf.org/en/Publications/WEO/weo-database/2022/April/weo-report

※【平均賃金(月収)】2021年時点/参照元:WorldData.info "Average income around the world"(https://www.worlddata.info/average-income.php

※【治安(世界平和度指数)】2022年時点/参照元:Global Peace Index(https://www.visionofhumanity.org/maps/#/

※【英語能力指数】2022年時点/評価は参照元の調査結果に基づく/参照元:EF EPI 「EF 英語能力指数 世界111か国・地域の英語能力ランキング」[PDF](https://www.ef.com/assetscdn/WIBIwq6RdJvcD9bc8RMd/cefcom-epi-site/reports/2022/ef-epi-2022-japanese.pdf

※【日系企業の拠点数】2021年10月1日時点/参照元:外務省「海外進出日系企業拠点数調査」[xlsx](https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page22_003410.html

海外進出先としての
ポルトガルの魅力とは?

順調に経済回復を見せている国

ポルトガルの主要産業は、機械類・衣類・履物といった製造業および観光業。EUとの結び付きの強い国ですが、旧植民地であったアンゴラは主要取引国のひとつとなっています。ロシアへのエネルギー依存率が比較的低く、EU平均に比べるとインフレ率も低めです。

そんなポルトガルの経済は、ギリシャ危機を発端とするソブリンリスクで2011~2012年にかけて厳しい落ち込みを示しましたが、2019年には好転。2013年に17.5%となっていた失業率も、景気回復と共に10ポイントの低下を見せています。

※参照元:公益財団法人 国際通貨研究所公式HP [PDF](https://www.iima.or.jp/docs/newsletter/2017/NL2017No_2_j.pdf

製造業を中心に
幅広い業種が進出

ポルトガル国内に拠点を構える日本企業は102社。そのうち、製造業が53社と半数以上を占めています。次に多いのが卸売業・小売業で8拠点、学術研究および専門・技術サービス業、宿泊業・飲食サービス業、医療・福祉関連企業がそれぞれ7拠点となっています。

※2021年10月1日時点 参照元:外務省「海外進出日系企業拠点数調査」[xlsx](https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page22_003410.html

海洋国家で
シーフードを好む国民性

ユーラシア大陸の最先端に位置し、大西洋に面しているポルトガルは近世から貿易で栄えた国。大航海時代から日本に訪れているなど、関りの深い国のひとつです。

海の幸に恵まれているため、日本人と同じく魚介類を好んで食べているのが特徴。国民食のひとつとされているのが干しダラで、タラ料理のバリエーションは数百種類にもなるそうです。

ポルトガルへの海外進出には
こんな会社がおすすめ

安全性の高い海外拠点を
求める企業におすすめ

国土面積は日本の1/4ほどと小さな国ですが、イギリスのEU離脱を機に、多くの外資系企業から注目を集めているポルトガル。南西は大西洋に面しておりテロや難民問題といったリスクも少なく、インフラ環境も整っているため、製造業をはじめとした幅広い業種の進出が見込めます。温和な国民性であることも注目ポイントです。

大手企業間の競争が少ない国を
チェックしよう

製造業をはじめとした日系企業が進出しているポルトガルだけど、その他の業種はまだまだ余裕がある感じだね。海外進出というと中国・アメリカなどの大国を意識しがちだけど、これらの国はすでに日本企業の競争が激化しているケースが多い。こういった面を考えると、ポルトガルや東欧などは穴場な進出国と言えるだろう。

当サイトでは、世界の統計データを基に、 今が狙い目の穴場な進出国をピックアップ。世界を俯瞰的に見ることで、自社が本当に勝てる市場を見つける手助けになれば幸いだ。各国の情報や海外進出支援コンサル会社についても紹介しているので、あわせてチェックしよう。

ススムのイラスト

ポルトガルへの海外進出を
支援するコンサル会社

ここからは、ポルトガルへの海外進出を支援してくれるコンサルティング会社3社を紹介します。

「ポルトガル 進出支援」でGoogle検索し、ポルトガルへの進出支援を行っているコンサル支援会社(2023年2月20日時点)。

フェアコンサルティング

現地拠点の設立を
ひとつの契約でカバー

フェアコンサルティングの公式HP
引用元:フェアコンサルティング公式HP
https://www.faircongrp.com/

フェアコンサルティングは、日本オフィスを窓口に世界18ヶ国の現地拠点設立をサポート。設立の手続きだけでなく、事業展開の準備から設立後の運営支援に至るまで、ひとつの契約で包括的にバックアップしています。

RSM汐留パートナーズ

会社設立・法律相談まで
ワンストップで対応

RSM汐留パートナーズの公式HP
引用元:RSM汐留パートナーズ公式HP
https://shiodome.co.jp/

RSM汐留パートナーズでは、監査業務・会計業務・税務業務などを通してクライアントのポルトガル進出をサポート。税務関連だけでなく、会社設立や各種法律相談についてもワンストップで対応しているため、心強いパートナーと言えるでしょう。

KPMG

日本人または
日本語対応スタッフが担当

KPMGの公式HP
引用元:KPMG公式HP
https://kpmg.com/jp/ja/home.html

世界31ヶ国84都市に日本人および日本語対応スタッフを配し、日本企業の海外事業展開をサポートしているKPMG。各地域に精通した専門家チームと連携し、会計監査・税務・財務アドバイザリーといったサービスを提供しています。